アップリカのベビーカーで「マールとラクーナは何が違う?」「価格差があってもマールを選ぶ意味はある?」と迷う人は多いでしょう。
最初に整理したいのは、「ラクーナ」は1つの商品名ではなく複数モデルを含むシリーズだという点です。2026年には「ラクーナ クッション フリー AF」「ラクーナ クッション AI」「ラクーナ クッション フリー プラス AE」などがあり、選ぶモデルによって仕様が変わります。
この記事では、現在のマールの最新モデルである「マール AB」と、ラクーナの中でも4輪フリーを搭載し、検索時に比較対象になりやすい「ラクーナ クッション フリー AF」を中心に比較します。
結論からいうと、マールABは「持ち上げる軽さ」より、対面時の押しやすさ・シートの広さ・姿勢サポート・荷物容量などを重視した多機能モデル。ラクーナ クッション フリーAFは、4輪フリーなど主要な走行機能を備えながら5.8kgに抑えた軽量モデルです。
階段や車への積み下ろしが多いならラクーナの軽さが判断材料になりやすく、徒歩移動が中心でベビーカーを長時間押すことが多く、マール独自の機能を活かしたいならマールABを比較する価値があります。
- 2026年のマールABとラクーナ クッション フリーAFの違いを一覧で比較
- 最初に注意|「マール」と「ラクーナ」は比較するモデル名をそろえる
- 一番分かりやすい差は1.5kgの重量差
- 4輪フリーは両方にある|マールだけの大きな違いはオートスライドシート
- タイヤはどちらも大径ダブルタイヤ|サイズはマールが少し大きい
- 赤ちゃんの乗るスペースはマールの追加機能が多い
- ハンドル調整はマールABのみ|押す人の身長差がある家庭で確認
- 収納力はマール34.1L、ラクーナ23.6L
- 本体サイズはラクーナがコンパクト|玄関・車載では幅も確認
- 使用期間は同じ|高いマールのほうが長く使えるわけではない
- 価格差は購入時点で確認|メーカー希望小売価格では約2.8万円差
- マールABが向いている人
- ラクーナ クッション フリーAFが向いている人
- 迷ったら店頭でこの5つを試す
- アップリカのマールとラクーナの違いに関するFAQ
- まとめ|マールは多機能、ラクーナ フリーAFは軽さとのバランスで選ぶ
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2026年のマールABとラクーナ クッション フリーAFの違いを一覧で比較
| 比較項目 | マール AB | ラクーナ クッション フリー AF |
|---|---|---|
| 位置づけ | 多機能・ハンドル切り替え両対面タイプ | 軽量・ハンドル切り替え両対面タイプ |
| 発売 | 2026年7月 | 2026年3月 |
| 使用期間 | 生後1カ月〜36カ月・体重15kg以下 | 生後1カ月〜36カ月・体重15kg以下 |
| 重さ | 7.3kg | 5.8kg |
| 開いたときの幅 | 489mm | 460mm |
| 折りたたみ時 | W489×D368×H965〜1053mm | W460×D350×H994mm |
| 4輪フリー | あり | あり |
| オート4輪 | あり | あり |
| オートスライドシート | あり | なし |
| ダブルタイヤ | 15.6cm大径 | 15cm大径 |
| マルチハンドル | あり・5段階 | なし |
| ワイドシート | あり | なし |
| 3段階レッグサポート | あり | なし |
| 座面高 | 56cm | 53cm |
| 座面下バスケット空間容積 | 34.1L | 23.6L |
| ワンタッチ開閉 | あり | あり |
| SG基準 | A形SG合格品 | A形SG合格品 |
※仕様は2026年9月11日にアップリカ公式の商品ページ・A形ベビーカー比較表で確認した内容です。付属品を除いた重量条件は商品ごとに異なります。カラー、価格、販売状況、仕様は変更される場合があります。
最初に注意|「マール」と「ラクーナ」は比較するモデル名をそろえる
ネット通販や過去の記事では「マール」「ラクーナ」という大きな名称だけで比較されることがありますが、2026年時点ではモデル名を確認しないと仕様がずれる可能性があります。
マールには、2025年1月発売の「マール」と、2026年7月発売の最新モデル「マール AB」があります。一方、ラクーナは1シリーズの中に複数商品があります。
主な現行ラクーナを整理すると、次のような違いがあります。
- ラクーナ クッション フリー AF:4輪フリーを搭載した軽量モデル
- ラクーナ クッション フリー プラス AE:4輪フリーに加えてエアーシートやマルチハンドルなどを備える限定モデル
- ラクーナ クッション AI:軽量タイプだが4輪フリーは非搭載
このため、「マールとラクーナの違い」を調べるときは、目の前の商品がどのラクーナなのか確認することが第一歩です。
この記事では、マールABと同じく4輪フリーを備え、現行の通常販売モデルとして比較しやすいラクーナ クッション フリーAFで違いを見ていきます。
一番分かりやすい差は1.5kgの重量差
公式記載の本体重量は、マールABが7.3kg、ラクーナ クッション フリーAFが5.8kgです。
差は1.5kgあります。
ベビーカーを押している間だけでなく、次のように持ち上げる機会が多い家庭では確認しておきたい差です。
- 自宅に階段がある
- エレベーターのない場所をよく利用する
- 車のトランクへ頻繁に積み下ろす
- 電車やバスで折りたたむ機会が多い
- 赤ちゃんを抱きながらベビーカーも扱う場面が多い
一方、マールABは重さを抑えることを最優先したモデルではありません。アップリカ公式でも「多機能・ハンドル切り替え両対面タイプ」に分類され、ラクーナは「軽量・ハンドル切り替え両対面タイプ」に分類されています。
毎日の生活で「押している時間」と「持ち上げている時間」のどちらが負担になりやすいかを考えると、この重量差を評価しやすくなります。
4輪フリーは両方にある|マールだけの大きな違いはオートスライドシート
マールABとラクーナ クッション フリーAFは、どちらも「4輪フリー」を搭載しています。
ハンドルレバーを操作して4輪を自由な状態にすると、真横へスライドできるため、エレベーターや狭い通路などで位置を調整しやすい機能です。
そのため、「横移動したいからマールを選ばないといけない」というわけではありません。
走行機能で大きく違うのは、マールABのオートスライドシートです。
マールABは、ハンドルを対面へ切り替えるとシートが連動してスライドし、押す人に赤ちゃんの重心位置が近づく構造になっています。アップリカは、これにより対面時の小回りや段差の操作をしやすくする設計と説明しています。
ラクーナ クッション フリーAFには4輪フリーとオート4輪がありますが、オートスライドシートはありません。
対面で押す期間も操作性を重視するなら、店頭で両モデルを対面状態にして押し比べると差を確認しやすいでしょう。
タイヤはどちらも大径ダブルタイヤ|サイズはマールが少し大きい
両方とも接地点の多いダブルタイヤを採用しています。
公式比較表では、マールABが15.6cm、ラクーナ クッション フリーAFが15cmの大径ダブルタイヤです。
どちらにも、車体のぐらつきを抑えるがっちりフレーム、4輪のやわらかサスペンション、オート4輪が搭載されています。
そのため、「マールには走行機能があり、ラクーナにはない」という単純な差ではありません。
マールはオートスライドシートややや大きいタイヤなどを含めて走行時の操作性を整え、ラクーナ フリーAFは主要な機能を備えながら本体を軽量にまとめている、という違いとして見ると分かりやすくなります。
赤ちゃんの乗るスペースはマールの追加機能が多い
赤ちゃん側の機能には共通点も多くあります。
どちらにも、座面下のオメガクッション、ショックレスマモール、Wサーモメディカルシステム、洗えるメッシュシート、フィットリクライニングなどが搭載されています。
一方、マールABにはラクーナ クッション フリーAFにはない機能があります。
34cmのワイドシート
マールは、座席先端を34cm幅としたワイドシート構造を採用しています。アップリカは、0歳の時期から成長後までゆったり座れることを意図した設計として案内しています。
ラクーナ クッション フリーAFは公式比較表上の「ワイドシート」対象モデルではありません。
3段階レッグサポート
マールABには3段階で角度を調整できるレッグサポートがあります。成長や姿勢に合わせて足元を調整できるのが特徴です。
ラクーナ クッション フリーAFにはこの3段階レッグサポートは搭載されていません。
リバーシブルインナーシート
マールABは、メッシュの本体シートに加えてリバーシブルインナーシートを備え、どちらもメーカーが指定する方法で洗濯機洗いできます。
ラクーナ クッション フリーAFも「シルキーエアー」を用いたメッシュ本体シートを採用し、洗濯機で洗える仕様です。ただし、通常のAFにはプラスAEのような追加エアーシートはありません。
「多機能なマールほど手入れ不要」という意味ではなく、付属シートの構成が違うため、洗う部品数や日常の使い方も含めて考えるとよいでしょう。
ハンドル調整はマールABのみ|押す人の身長差がある家庭で確認
マールABには、ハンドル角度を5段階に調節できるマルチハンドルがあります。
夫婦や家族で身長差があり、複数人が頻繁に押す場合は確認したい機能です。ハンドル位置を変えられるため、収納時の高さ調整にも関係します。
通常のラクーナ クッション フリーAFにはマルチハンドルがありません。
ただし、ラクーナシリーズでも「ラクーナ クッション フリー プラス AE」には9段階のマルチハンドルがあります。
つまり、「軽量ラクーナがよいがハンドル調整も欲しい」場合は、マールに上げる前にラクーナ フリー プラスも比較候補になります。
収納力はマール34.1L、ラクーナ23.6L
座面下のフロントイン・ビッグバスケットは両方にありますが、公式比較表の空間容積には差があります。
- マールAB:34.1L
- ラクーナ クッション フリーAF:23.6L
マザーズバッグに加えて、抱っこひも、上着、買い物した荷物などをベビーカーへ載せることが多い家庭では、マールの容量差が判断材料になります。
ただし「L」の数値だけで使いやすさが決まるわけではありません。普段使っているバッグの幅や形によって出し入れのしやすさは変わるため、店頭では実際の荷物を想定して開口部も確認するとよいでしょう。
本体サイズはラクーナがコンパクト|玄関・車載では幅も確認
開いた状態の幅は、マールABが489mm、ラクーナ クッション フリーAFが460mmです。
折りたたんだ状態も、マールABがW489×D368×H965〜1053mm、ラクーナがW460×D350×H994mmです。
マールはマルチハンドルによって高さを調整できますが、幅と奥行きはラクーナのほうが小さくなっています。
特に次の環境では、数センチの違いでも購入前に実測しておくと安心です。
- 玄関の収納場所が狭い
- 車のトランクに他の荷物も積む
- マンションの共用部やエレベーターが狭い
- ベビーカー置き場の幅が決まっている
カタログの「コンパクト」という印象だけでなく、自宅や車の置き場所を測ってから比較してください。
使用期間は同じ|高いマールのほうが長く使えるわけではない
マールABとラクーナ クッション フリーAFは、どちらも公式の使用期間が生後1カ月〜36カ月・体重15kg以下です。
製品安全協会のA形SG合格品である点も共通しています。
したがって、マールのほうが価格帯が上だから「対象期間が長い」「ラクーナより上の安全基準」という関係ではありません。
価格差を見るときは、使用期間の長さではなく、オートスライドシート、ワイドシート、レッグサポート、マルチハンドル、バスケット容量など、マール独自の追加機能を自分の生活で使うかを考えることが重要です。
価格差は購入時点で確認|メーカー希望小売価格では約2.8万円差
2026年9月11日にアップリカ公式で確認したメーカー希望小売価格(税込)は、マールABが99,880円、ラクーナ クッション フリーAFが72,050円でした。
公式表示ベースでは27,830円の差があります。
ただし、実際の販売価格は販売店、時期、ポイント、キャンペーン、限定色などで変わります。そのため、固定した差額だけで判断しないでください。
比較するときは、同じ日に次をそろえて確認すると分かりやすくなります。
- 正式なモデル名と発売年
- 通常モデルか限定モデルか
- 販売価格
- ポイント・クーポン等の条件
- 送料や受け取り方法
- 必要なレインカバーなどオプション品
特にマールは旧モデル「マール」、ラクーナも旧型番や限定モデルが流通する可能性があるため、価格だけで比較せず型番・発売時期を確認しましょう。
マールABが向いている人
- 徒歩でベビーカーを押す時間が長い
- 対面時の操作性を重視し、オートスライドシートを使いたい
- 赤ちゃんの座るスペースや足元の調整機能を重視したい
- 荷物を多く載せることが多い
- 家族の身長差があり、ハンドル角度を調整したい
- 7.3kgの本体を日常的に持ち上げても負担になりにくい環境
マールABの特徴は「高いから全部が上」ということではなく、軽量性と引き換えに多機能性を増やした設計にあります。
ラクーナ クッション フリーAFが向いている人
- 階段や車への積み下ろしが多く、軽さを優先したい
- 幅460mmの比較的コンパクトな車体が生活環境に合う
- 4輪フリーは欲しいが、オートスライドシートまでは必要ない
- マルチハンドルや3段階レッグサポートを使う予定がない
- 荷物容量23.6Lで日常の荷物が収まりそう
- 主要な振動対策・リクライニング・両対面機能があれば十分
特に「ベビーカーを押す性能だけでなく、持ち上げる場面の多さ」まで考えると、マールとラクーナの選び分けがしやすくなります。
迷ったら店頭でこの5つを試す
カタログだけでは判断しにくい差もあるため、可能なら実物で次の順番を試してください。
- 対面と背面で押す
マールのオートスライドシートを含め、曲がる・段差を越える感覚を確認します。 - 4輪フリーを使う
両方にあるため、レバー操作や横移動の感覚を比べます。 - 折りたたんで持つ
7.3kgと5.8kgの差が自分の生活で許容できるか確認します。 - 荷物を想定する
バッグの大きさや出し入れ方向を確認します。 - 押す人全員がハンドルを握る
身長差がある場合は、マールのマルチハンドルが必要か判断します。
店舗によって展示モデルが異なるため、試したいモデルが決まっている場合は来店前に展示状況を確認すると効率的です。
アップリカのマールとラクーナの違いに関するFAQ
マールとラクーナはどちらも横移動できますか?
マールABとラクーナ クッション フリーAFは、どちらも4輪フリーを搭載しており、レバー操作で真横へスライドできます。ただしラクーナ クッションAIなど、ラクーナシリーズのすべてのモデルに4輪フリーがあるわけではありません。
マールのほうが安全性が高いですか?
価格だけから安全性の上下を判断することはできません。マールABとラクーナ クッション フリーAFはいずれも製品安全協会A形SG合格品です。搭載機能には違いがあるため、取扱説明書に沿った使用と、家庭に必要な機能で比較してください。
マールとラクーナは何歳まで使えますか?
マールABとラクーナ クッション フリーAFはいずれも、公式の使用期間は生後1カ月〜36カ月で体重15kg以下です。月齢だけでなく体重などの使用条件も確認してください。
軽いラクーナのほうが必ず使いやすいですか?
持ち上げる場面では軽さがメリットになりますが、使いやすさは移動環境によって変わります。徒歩中心なら押しているときの操作性や荷物容量も重要です。階段・車載が多いか、長時間押すことが多いかで判断してください。
ラクーナ クッション フリー プラスとマールならどちらが近いですか?
ラクーナ フリー プラスAEは、通常AFにエアーシートや9段階マルチハンドル、日除けレバーなどを加えたモデルです。ただしマールABにはオートスライドシート、ワイドシート、3段階レッグサポートなど別の機能があります。プラスでもマールと同じ仕様になるわけではありません。
旧モデルのマールやラクーナを安く見つけたら選んでもいいですか?
購入候補にはできますが、名称だけで現行モデルと同じ仕様だと考えないことが大切です。発売年、正式商品名、型番、付属品、保証条件、販売店の返品条件などを確認してから比較してください。
まとめ|マールは多機能、ラクーナ フリーAFは軽さとのバランスで選ぶ
2026年の現行モデルで比較すると、マールABとラクーナ クッション フリーAFはどちらも生後1カ月から使えるA形・両対面ベビーカーで、4輪フリー、オート4輪、オメガクッション、フィットリクライニング、ワンタッチ開閉など多くの機能を共有しています。
大きな違いは、マールABにオートスライドシート、ワイドシート、3段階レッグサポート、5段階マルチハンドルがあり、バスケットも34.1Lと大きいことです。一方、ラクーナ クッション フリーAFは5.8kgで、マールABより1.5kg軽く、車体の幅・折りたたみ時の奥行きも小さくなっています。
「ベビーカーを長く押す場面が多く、追加機能を活かしたい」ならマールAB、「持ち運びと4輪フリーの両立を重視したい」ならラクーナ クッション フリーAFを中心に試すと判断しやすいでしょう。
ただし、ラクーナには複数モデルがあります。購入前には「ラクーナ」というシリーズ名だけでなく、クッション フリーAF・クッションAI・フリー プラスAEなど正式なモデル名を確認してください。
価格、カラー、在庫、キャンペーン、仕様は時期や販売店によって変わる可能性があります。最終判断の前にアップリカ公式の商品ページ・機能比較表・取扱説明書と、購入する販売店の最新表示を確認しましょう。
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